自動車保険会社でチューリッヒをご存知ですか?ピンとこなくてもテレビCMで「ハロー、チューリッヒ♪」と言うフレーズを一度は耳にしたことはあるのではないでしょうか?
チューリッヒのテレビCMでは車両保険込みでもかなり安い保険料が紹介されています。実際にどのぐらいの保険料なのか。保険料以外にもどのような特徴があるのか。事故対応などは安心なのか。今回はチューリッヒ保険のことについて解説していきます。
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チューリッヒはどんな保険会社?
チューリッヒの会社名は「チューリッヒ保険会社」になります。その名の通りスイスのチューリッヒを拠点にする「チューリッヒ・インシュアランス・グループ」の日本法人になります。
世界のグループ会社は合計54000人の社員がいます。210ヶ国以上で展開をしています。
日本法人であるチューリッヒ保険会社の社員数は約1000人です。日本の事業所は全部で5拠点になります。東京、大阪、長崎、札幌、富山の5ヶ所です。
自動車保険の会社でこの規模は小さいと言えます。代理店型と呼ばれる大手の損害保険会社である東京海上日動は社員が17000人以上です。事業所は約120ヶ所です。
チューリッヒと同じ通販型自動車保険であるソニー損保でも社員数1200人、全国26か所の拠点です。同じ通販型の会社と比べても大きな会社ではないです。
チューリッヒは安定経営か?
通販型は保険料が魅力的でも会社の経営が安定してなければいざという時に保険がおりないなどの不安があります。
そこで日本法人としてのチューリッヒは安定経営なのか、売上規模や損害率などを調べてみました。
まずチューリッヒの売上規模になります。各保険会社は「正味収入保険料」というのを公表しています。これは契約者からどのぐらい保険料を支払ってもらっているかの指標になります。正味収入保険料が各保険会社の純粋な保険としての売上となるのです。
チューリッヒの正味収入保険料は129億円になります。これがどのぐらいの売上規模なのか、各保険会社と比較してみましょう。
各保険会社の正味収入保険料(その会社の業績や売上規模を示す指標となるもの)
会社名 | 正味収入保険料 |
チューリッヒ保険 | 129億円 |
ソニー損保 | 897億円 |
アクサダイレクト | 485億円 |
三井ダイレクト損保 | 370億円 |
セゾン自動車火災 | 283億円 |
イーデザイン損保 | 279億円 |
SBI損保 | 232億円 |
そんぽ24 | 133億円 |
セコム損保 | 77億円 |
損保ジャパン日本興亜 | 10,777億円 |
東京海上日動火災 | 10,644億円 |
あいおいニッセイ同和損保 | 6,840億円 |
三井住友海上火災 | 6,592億円 |
以上のように、チューリッヒは通販型の保険会社の中でも少ない売上規模になります。私としてはテレビCMで多く流れている印象があるのでこの売上規模なのは驚きました。
続いてチューリッヒの「収入」に対して、契約者が事故を起こして支払う「保険金」を差し引いた「損害率」がどのぐらいなのか見ていきましょう。「損害率(正味損害率)」とは保険料収入から事故による保険金、それにかかわる諸経費を差し引いた数値です。
先ほども記載しましたが、収入に対して支出である保険金を多く支払っていると会社として不安があるからです。支出を見るうえで損害率が重要なポイントになります。それでは各保険会社の正味損害率と比較しながら見ていきましょう。
各保険会社の正味損害率
会社名 | 正味損害率 |
チューリッヒ保険 | 120.8% |
ソニー損保 | 55.9% |
アクサダイレクト | 62.1% |
三井ダイレクト損保 | 75.6% |
セゾン自動車火災 | 67.6% |
イーデザイン損保 | 61.8% |
SBI損保 | 82.9% |
そんぽ24 | 62.4% |
セコム損保 | 48.1% |
損保ジャパン日本興亜 | 60.1% |
東京海上日動火災 | 60.7% |
あいおいニッセイ同和損保 | 58.2% |
三井住友海上火災 | 61.6% |
先ほど記述したように「損害率(正味損害率)」は保険料収入から事故による保険金、それにかかわる諸経費を差し引いた数値です。数値が少ないほどもらった保険料収入に対して損害額が少ないことになります。
チューリッヒの損害率は120%を超えるほど大きな損害になっています。契約者からもらう保険料がよりもチューリッヒが契約者に支払っている保険金の方が多いのです。
これは普通の会社で言えば赤字になります。これは非常に危険な数値です。この状態がずっと続けば会社は撤退や他社に買収されないと会社の存続は難しくなってしまいます。
チューリッヒは世界的で展開している企業のため万が一日本事業の撤退などになっても契約者の事故の補償を辞めてしまう可能性は低いです。そんなことしたら世界で信用がなくなりますからね。
保険料が安いなどの理由でチューリッヒに加入しても長く加入することを前提ではなく、毎年各保険会社の保険料を比較した上で乗り換えを前提に入った方が良いかもしれません。
チューリッヒは保険料が安い!(他社との保険料を比較)
チューリッヒは他社と比べてどのぐらいの保険料なのか気になるところです。いくつかの条件を基に数社の保険会社の比較をしてみましょう。
基本となる条件はこちらになります。
【保険料を出すための基礎条件】
年齢:26歳
年間走行距離:5000~10000Km
使用目的:日常・レジャー使用
車種:各車種をそれぞれ後述します。
年齢条件26歳以上
運転者限定:家族限定
等級:18等級
【補償内容】
対人賠償・対物賠償:無制限(対物超過あり)
人身傷害5000万円(搭乗中のみ)
車両保険:一般条件(自損事故の修理代まで補償するプラン)
免責:年1回目0円・2回目以降10万円
※免責とは保険を使うとき、自己負担する金額になります。
ロードサービス付き(ロードサービスでレッカー牽引使用後、レンタカー代日額7千円まで可能)
その他特約:弁護士費用あり
こちらの条件を基にいくつかの車種でチューリッヒと他の保険会社がどのぐらい保険料になるのか見ていきましょう。
会社名 | チューリッヒ | SBI損保 | ソニー損保 | 東京海上日動 |
年間保険料 | 46,110円 | 53,690円 | 58,030円 | 90,220円 |
ヴィッツの保険料を他の通販型2社と代理店型の東京海上1社と比べて見ました。SBI損保やソニー損保、東京海上と比較してもチューリッヒのみが4万円台と4社の中では一番安い保険料になっています。
会社名 | チューリッヒ | SBI損保 | ソニー損保 | 東京海上日動 |
保険料 | 57,020円 | 66,550円 | 78,690円 | 101,110円 |
続いてプリウスを先ほど同じ保険会社で調べてみました。ヴィッツと同様プリウスも4社の中ではチューリッヒがSBI損保、ソニー損保、東京海上日動と比較して一番安い保険料になりました。2番目に安いSBI損保と比べても8,500円近く安いです。
会社名 | チューリッヒ | SBI損保 | ソニー損保 | 東京海上日動 |
保険料 | 57,280円 | 67,390円 | 90,380円 | 103,380円 |
車両価格が高いヴェルファイアで検証してもSBI損保、ソニー損保、東京海上日動と比べてチューリッヒが一番安いです。26歳以上で車両保険を付けたプランの今回の条件ではチューリッヒが他の保険会社よりも安い結果が出るのかもしれません。
最後に輸入車の場合はどうか調べてみました。
会社名 | チューリッヒ | SBI損保 | ソニー損保 | 東京海上日動 |
保険料 | スマホ見積もり車両無し | 94,520円 | 109,430円 | 144,410円 |
チューリッヒはなぜかアウディの車両保険を選択することが出来ませんでした。かならず車両保険「なし」になってしまうのです。ちなみに車両保険の価格は510万円でヴェルファイアとそこまで変わりません。チューリッヒは輸入車の修理費などが高い可能性のある車の契約を敬遠しているのかもしれません。
以上のように様々な車種で比較した結果、チューリッヒは他社と比べても保険料は安い可能性が高いです。保険料の安さを追求したい場合には一括見積サイトなどで他社と比較した上でチューリッヒが一番安いようなら検討する価値があるかもしれません。
チューリッヒの事故対応力を調査
チューリッヒが他社と比べても保険料が安いということがよく分かりました。しかし他社と比べて事故の対応力はどうなのか気になります。
保険料が安いだけで事故対応は悪いとなると、いざ事故が起きた時に不安になります。不安になる保険ではいくら安くても入る気持ちにはなりません。
チューリッヒの事故対応を検証する前に保険会社の事故対応力について知ってほしいことがあります。それは通販型に限らず事故対応は事故の状況や事故を対応する保険会社の担当者によって満足度が全然違うと言うことです。
たとえば、追突事故などの過失割合が100対0の場合は、どの保険会社であっても差がありません。過失の交渉などが無いからです。
しかしこちらが直線の優先道路で脇道から来た車両が一時停止を無視してぶつかったとします。
この場合こちらが避けきれないと主張しても優先道路の通行車両にも過失が発生します。
なんとか過失を軽くするように相手と交渉する保険担当者か、それとも一般的なルールということで過失の減額交渉をしない担当者かで評価は大きく分かれます。
このように担当者の資質ごとに評価が分かれるものを比較することはできません。そこでこのサイトでは各保険会社が事故の時にどのようなサービスを標準で受けることができるかを比較することにしています。
各社の事故対応におけるサービス内容を一覧にまとめました。
通販型保険会社の事故対応一覧
保険会社 | チューリッヒ保険 | SBI
損保 |
ソニー
損保 |
アクサダイレクト | 三井ダイレクト | セゾン自動車火災 | イーデザイン損保 | セコム損保 |
専任担当者 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
事故現場急行サービス(警備会社) | × | × | 〇 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
被害事故相談 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
担当者等による訪問 | 事故相手が入院・死亡の時 | 契約者が入院・死亡の時 | 契約者が入院・死亡の時 | 契約者・事故相手共に入院・死亡の時 | 契約者・事故相手共に入院・死亡の時 | 状況に応じて実施 | 契約者・事故相手共に入院・死亡の時 | 必要に応じて訪問 |
弁護士提携数 | 全国100ヶ所以上 | 非公表 | 200ヶ所 | 全国58事務所 | 全国約160事務所 | 非公表 | 280人 | 不明 |
提携修理工場者数 | 1400ヶ所以上 | 1000ヶ所 | 420ヶ所(但し保証サービスが充実) | 1050ヶ所(保証サービスが充実) | 2,100ヶ所(保証サービスが充実) | 630ヶ所(保証サービスが充実) | 1100ヶ所(保証サービスが充実) | 680ヶ所 |
事故後の進捗確認 | 電話・メール・マイページにて確認 | 電話・マイページにて確認 | 電話・面談・マイページ | 電話・マイページにて確認 | 安心メッセージボード(WEB) | 電話・メール・マイページにて確認 | 電話・メール・マイページにて確認 | 電話・必要に応じて面談 |
その他サービス | ガラス交換・修理業者紹介サービス(飛び石などのガラスのみの破損の場合) | ガラス交換・修理業者紹介サービス(飛び石などのガラスのみの破損の場合) | ・スマホアプリサービス「トラブルナビ」
・土日事故での即時対応(相手方への連絡・初期対応フィードバック) |
ガラス交換・修理業者紹介サービス(飛び石などのガラスのみの破損の場合) | ・休日事故のお客様急行サービス(相手・契約者問わず入院事故について)
・「安心メッセージボード」を使うことで、専任スタッフに質問や相談が可能。 |
・つながるボタン つながるアプリ連動によりALSOK現場急行、事故現場情報、事故センターなど全てが対応できる | ・即日初期対応
・臨床心理士カウンセリング |
※見えない部分は横にスライドしてください。
チューリッヒの事故対応は他の保険会社と比べても対応が不十分というものはありません。あえて一つマイナスポイントと言えば、警備会社による事故現場急行サービスがありません。ソニー損保やイーデザイン損保などには現場急行サービスが付いています。
これは事故が起きた時に事故現場に警備会社であるALSOKやセコムの担当者が駆けつけ、事故の状況をまとめてくれるというサービスです。示談交渉などは警備会社なので行えませんが、事故の状況や相手の連絡先などの確認をしてくれます。
事故が起きた時に誰か第三者が来てくれると安心という場合には非常に心強いサービスです。
チューリッヒには残念ながらこの現場急行サービスがないので事故が起きたとき、現場での対応は自分が行うことになります。その点はご注意ください。
チューリッヒのロードサービスは他社より優れているのか?
次に事故や故障の時に役に立つロードサービスの内容についてです。安全運転をしていて事故を経験した事がなくても車の調子が悪くレッカー移動を保険会社に頼むケースは多いです。
車はこまめにメンテナンスをしてもある日突然動かなくなる時があります。そういう時のためにもレッカー以外のロードサービスがどれだけ充実しているかは大事です。下に各社のロードサービス内容の一覧をまとめました。
通販型保険会社のロードサービス内容一覧
保険会社 | チューリッヒ保険 | SBI
損保 |
ソニー
損保 |
アクサダイレクト | 三井ダイレクト | セゾン自動車火災 | イーデザイン損保 | セコム損保 |
全社共通対応サービス | 〇バッテリー上がり 〇スペアタイヤ交換作業 〇キーとじ込み
〇エンジンオイル冷却水補充作業 〇落輪引き上げ |
|||||||
レッカー走行距離 | 100km | 50km | 50km | 35km | 50km | 搬送費用15万円を限度(最大300km) | 60km | 100km |
ガス欠燃料補給 | 〇 | 〇 | △
※1年目はガソリン代実費。2年目からは10リットルまで無料 |
△
※契約2年目からサービス可能 |
△
※1年目はガソリン代実費。2年目からは10リットルまで無料 |
〇 | 〇 | 〇 |
雪道のスタック引き出し | 〇 | 〇 | × | 〇 | △
※スタッドレスまたはチェーンタイア未装着の場合対象外 |
× | 〇 | × |
宿泊費用 | 最寄りのビジネスホテルまで負担 | 一人一泊15,000円 | 限度無(一泊まで) | 最寄りのビジネスホテルまで負担 | 無し | 一人一泊1万円 | 無し | 無し(オプションで追加) |
交通費用 | 限度無 | 一人20,000円ただし、レンタカーの場合は30,000円 | 限度無 | 限度無 | 無し(二年目からレンタカー12時間無料) | 一人20,000円 | 無し(提携工場搬送時無料代車) | 無し(オプションで追加) |
車両搬送限度額(修理後搬送サービス含む) | 限度無 | 10万円 | 限度無 | 限度無 | 不明 | 15万円 | 不明 | 無し(初回レッカー後は自己負担) |
その他サービス | 〇ペットホテル費用負担 〇旅行、宿泊キャンセル料負担(5万円限度) | ・スマホアプリサービス「トラブルナビ」
・チャイルドシートレンタル割引 |
〇ペットホテル費用負担 | ・つながるボタン
・つながるアプリ |
・提携修理工場による無料引き取り、無料納車サービス
・メディカルサポート |
※見えない部分は横にスライドしてください。
他社とのロードサービスの内容を比較するとチューリッヒのロードサービスは充実しています。例えば、レッカーで移動された後の帰宅などにともなう移動交通費や宿泊費用の限度額が無しです。他社はサービスそのものがなかったり、あっても料金の上限を設けています。
さらにペットも一緒の場合にはペットの宿泊代まで負担してくれます。旅行、宿泊のキャンセル料まで負担してくれるのは非常にありがたいです。
車で遠くに旅行をする人にとってチューリッヒのロードサービスは非常におすすめです。
チューリッヒの評判・口コミ
チューリッヒを利用したことのある人の評価を見ていきましょう。良い意見、普通の意見、悪い意見を「みん評さん」から抜粋しました。
○良い意見
車に全く詳しくなく、興味もなく、走ればよいという気持ちで、軽自動車に乗っています。修理や点検も専門用語がよくわからないので主人に任せています。先日、1人で運転中に急に車がガタガタいい出して路肩に止めると、後輪がパンクしていました。
田舎道だったので、周囲にガソリンスタンドもなく、聞くような人もおらず、タイヤ交換なんて見たこともやったこともなく、確かスペアのタイヤを積んでいるはずだと思いましたが、どこにあるのかもわかりません。今しかないと、迷わずチューリッヒに連絡して、ロードサービスをお願いしました。
電話口の方はまず怪我などがないかどうか聞いてくれて、ちょっと安心して落ち着くことができました。電話してから20分くらいでかけつけてくれて、あっという間にスペアタイヤへの交換をしていただきました。車に詳しくないので、ロードサービスが良い所を選んで本当に良かったと実感しました。
チューリッヒの保険の良いところはロードサービスは、他社と比べても充実しているということです。現場対応時間にも制限がなく24時間対応してくれます。レッカーけん引は保険会社指定以外でも100kmまで無料だったので凄く助かります。
私は冬に一度エンジントラブルで車が動かなくなり23時を超えていたので厳しいかなと思っていました。しかしチューリッヒ保険に加入していたおかげで30分以内にレッカーが来て助けてくれました。困った時にすぐ対応してくれたのは保険に加入していたからだと思います。保険の加入は本当に大事だと思いました。
現在加入している保険会社の前に加入していました。この保険会社はオペレーターの方がよく教育されているのか,いつも気持ちの良い対応でした。インターネットの見積もり比較サイトでさらに安い保険会社が見つかったため乗り換えることになりましたが,良い印象を持っています。
事故の対応の際,真っ先に私の安全を気にかけてくださり嬉しかったです。事故の相手の誠意のなさ、相手の保険会社の担当との話がなかなか進まず、旦那はとてもイライラしていました。チューリッヒの担当の方の対応で私たちの気持ちはだいぶ救われました。
とても、後味の悪~い事故でしたが、チューリッヒの担当の方に出会えて良かったと、夫婦共々感謝しています。
△まあまあ(かもなく不可もなく)の意見
ネット申し込みできるので、かなり安い部類の保険だと思います。ただ、ロードサービス無料が1回のみだったりするところや、ややオプションの部分で、不測の事態に対する対応力ではもう少し改善点がある感じですね。電話対応などは丁寧でそこは〇。
先日、高速道路を走行中に飛び石でフロントガラスに傷がつきました。修理では無理とのことでフロントガラス全体の取り換えということになり、修理費14万円とのこと。免責1回目は5万円と1等級降下を比べても車両保険を使う方が良いとのことで車両保険を使用しました。
車両保険の使用自体は、スムーズに問題なく終了したのですが。車両保険を使うかどうか検討している際に、保険料がいくら上がるのか問い合わせたところ、概算で現在の保険料との差額が5万円以上と言われました。
1等級降下の割引率が何%下がるのか また保険料率自体をチュウリッヒが値上げしたのか?を電話で聞きましたが、担当者は『そのような具体的な数字が出せません。』のいってんばり。普通は答えられる質問ではないか と言いましたが、『そのような質問にはお答えできません!』とのこと。
割引率の変動等は教えてもらえないものなのでしょうか?こういうところをもっと改善してほしいですね。
事故を起こしてしまったのが休日だったのですが、担当の者が休みという理由で平日まで対応出来ないと言われました。ですが、平日になっても一向に電話が来なかったため、再度電話すると知らなかったと言われました。
その後、取り合ってもらえましたが、終始こちらが悪いという言い方で言われてとても悲しかったです。初めての事故でふあんだったので、もう少し安心させてほしかったです。有名な会社ですが、事故対応は最悪だと思います。残念です。もう二度と利用しません。
×悪い意見
後ろから軽く追突事故を起こしました。物損扱いで処理を開始したのですが、担当者が確定するまでに8人変更されその都度不明確な点を補うはめになりました。途中責任者らしき人からアンケートに対し連絡が来たが特にお詫びも無く事実のみを話して終りました。
こちらから連絡しなければ動かず、原因は被害者にあると言うが翌日には言った点は解決される。結局すべて処理が終るのまでにまるまる1年を費やした。これで「お客様満足度」がトップレベルとは不思議な結果です。二度と加入しません。
加入してから半年ちょっと経ったところで飛び石に遇い、フロントが結構盛大に割れてリペアでは効かないとの事で悩んだ末に車両保険を使うことに。電話すると『契約の書類に不備があるため保険料は出せません』『契約不備のメールを送った』と。
パソコン確認しましたが何処にもメールは見当たらず、電話すると『メールで送った』の一点張り。次の日書留で『契約内容に不備があるため保険は使えません』と文章が届いた。
え、書留送れるなら不備が見つかった時点で書留で送ればよかったし、そんな大事な話をメールで送りその後何の返事もないのに放置した時点で企業として終わってます。
保険料ももちろん契約時に一括で払っていますし、ひどい対応だなと思いました。
結局保険料は返金してもらい契約は無かったことに。契約して時間がたっていたので等級が下がりました。手続きをすれば等級は引き継げたみたいですが、毎日乗っているのですぐに保険契約の必要があり等級は下がったまま他の保険屋と契約しました。
本当に最悪でした。飛び石程度でほんとに良かったと思います。人身だったらと思うと寒気がします。チューリッヒ本当にやめておいた方がいいです。
追突事故の時、ろくに調査もせず適当な事故の過失割合を決める。この保険会社の言い分は「車が動いてたから追突された側の過失も20%」のみ。被害者への事故対応も最初に電話1本だけ。あとは知らん顔。法律とかド素人の私に論破された挙句、過失割合も0%になりました(笑)
そもそもこの会社の事故担当者はアルバイトか何かでしょうか?。無責任そのもの。顧客満足度95%?さすがです。全く使えません。
※みんひょうより一部抜粋、修正
以上が評判や口コミなります。
良い意見としてはレッカーサービスの対応が多かったです。事故の対応も一部の人には満足のいくものでした。評価が普通の人や悪い人の意見の多くはやはり事故の対応でした。
先ほども書きましたが、事故の対応は担当者の力量や言葉遣いにより満足度は大きく異なります。
例えばお互い走行中の事故の場合、契約者がいくら過失が無いと主張しても裁判事例でお互いに過失が出る事例では契約者の意見は通せません。
それを保険会社が最初から「過失は〇%です。裁判事例を覆せません」と言うだけなのか、「相手や相手の保険会社と様々な方法で交渉をしましたが残念ながらこちらの主張は通せず過失が〇%になってしまいます。」と言われるのでは契約者の印象は全く違います。
私が代理店として事故の対応する時に、相手の保険会社が通販型の場合もあります。多くの場合、通販型の担当社員が契約者のために過失交渉を一生懸命するというケースは少ないです。
これには大きな理由があります。それは通販型は保険料が安い分、仕事の効率を求めるからです。
代理店型と比べて圧倒的に保険料が安いという事は仕事を効率的に進めなければなりません。
その中で事故による過失交渉で契約者の意向を反映するのはある面では非効率な仕事になります。
当然契約者はこの時のために保険に加入しているので交渉をお願いするのは当然の権利です。しかし、効率を考えすぎてしまう担当者の場合、最初から過失交渉は難しい、出来ないという事を契約者に言ってしまいます。その結果、契約者から悪い評価を受けてしまいます。
以上のことからも、担当者により事故の対応についての満足度が変わりやすい通販型自動車保険は最初から事故の対応を期待しない方が気持ちが楽になります。
チューリッヒをおすすめする人
先ほどの評価などをもとにどのような心がまえの人にチューリッヒに加入することをお勧めするかをまとめてみました。
・チューリッヒが他社と比べて一番安い保険料になる
・事故はセルフサービスと割り切れる
・旅行で遠くに行く時にもマイカーを利用する人
・ロードサービスの内容を重視する人
・毎年保険料を見直して最安の保険会社に変える人
チューリッヒをおすすめしない人
反対にチューリッヒに入ることはあまりお勧めできない人はこちらになります。
・免許を取り立てで初めて保険に入る一人暮らしの人
・事故対応を保険会社に任せたい人
・良い保険の内容の提案を望む人
以上になります。
チューリッヒは他の通販型の保険会社と比較しても保険料が安い会社です。保険料を重視する人、保険料に加えてロードサービスを充実したい人にはおすすめです。
しかし、保険会社としては損失の多い状況が心配なので、一度チューリッヒの入ったからずっと変えずに更新するというのは少し危険です。
更新時期の2ヶ月前から毎年一括見積サイトなどであなたの車の保険の最安値を調べてみて他の保険会社に乗り換えることもマイカーを安心して乗る上で大切なメンテナンスになります。是非活用してください。