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    契約者と相手との交渉なども行う。

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イーデザイン損保の自動車保険の評判・保険料を徹底分析

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イーデザイン損保を評価。口コミや評判を検証

通販型の自動車保険は安さが魅力ですがその反面対応の面で不安を感じます。多くの人が切り替えられない大きな要因です。そんな中で大手損害保険会社が運営する通販型自動車保険に興味を抱か人が増えてきました。

イーデザイン損保も東京海上日動グループの通販型自動車保険です。ほかの通販型の自動車保険とどのように違うのか。また保険料や事故対応などは信用できるものか。

今回はそのような点を踏まえてイーデザイン損保について解説していきます。

もくじ

  • 1 イーデザイン損保とは?
    • 1.1 イーデザイン損保の売り上げはどのぐらい?
    • 1.2 イーデザイン損保はどのぐらい保険金を支払っているのか?
  • 2 保険の特徴
    • 2.1 1.車両新価特約
    • 2.2 2.無過失事故補償特約
  • 3 イーデザイン損保の保険料はどのぐらい安い?
    • 3.1 割引内容
  • 4 イーデザイン損保の事故対応は大丈夫?
    • 4.1 事故対応サービスを比較
    • 4.2 事故センター数はどのぐらい?
  • 5 ロードサービス
  • 6 満足度の評価
  • 7 まとめ

イーデザイン損保とは?

まずはイーデザイン損保がどのような会社なのか見ていきましょう。イーデザイン損保は2009年に設立された会社です。通販型自動車保険会社の多くは1990年代後半に誕生しています。

この時期に保険業法という法律が改正されて新規参入しやすくなったためです。そこから見ると、イーデザイン損保は2000年代後半に参入したので他社と比べると少し遅いです。

続いて社員数です。イーデザイン損保の社員数は264名です。同じ通販型自動車保険のSBI損保は社員数約500名、ソニー損保は約1200名です。他社と比べても社員数は少ないです。

社員数が少ない理由は大半の業務を東京海上と連携して行なっているためです。事故が発生した後の担当者は東京海上のサービスセンターに依頼することで少ない社員で効率よく回している可能性があります。

先ほど、イーデザイン損保は東京海上日動火災のグループ会社と書きました。株主は東京海上日動火災とNTTファイナンスとなっています。東京海上日動とNTTグループという日本を代表する大手企業が株主となっています。

社員数は少ないですが、株主は大手企業なので会社の基盤が安定しています。いざとなった時の保険の支払いなどは安心できます。

また、事故などの対応は東京海上グループに依頼しているので、いざの対応の時も大手損害保険レベルの対応が期待できます。

イーデザイン損保の売り上げはどのぐらい?

保険会社を選ぶ上で売り上げを比較するのは大事です。売り上げが少ないと会社に余裕がないことになります。余裕がないと事故が起きた時に支払いができなかったり、最悪の場合会社が倒産したりしてしまいます。

イーデザイン損保は他の通販型の保険会社と比較すると、どのぐらいの売り上げなのか見ていきましょう。

正味収入保険料(その会社の業績や売上規模を示す指標となるもの)

会社名 正味収入保険料
イーデザイン損保 279億円
ソニー損保 897億円
アクサダイレクト 485億円
三井ダイレクト損保 370億円
セゾン自動車火災 283億円
SBI損保 232億円
チューリッヒ保険会社 129億円
そんぽ24 133億円
セコム損保 77億円
損保ジャパン日本興亜 10,777億円
東京海上日動火災 10,644億円
あいおいニッセイ同和損保 6,840億円
三井住友海上火災 6,592億円

イーデザイン損保の売上高(正味収入保険料)は通販型自動車保険の中では真ん中ぐらいです。しかし、多くの通販型保険会社が1990年代後半に設立されたのに対してイーデザイン 損保は2009年の設立です。他社と比べて成長スピードは早いと言えます。

テレビCMも積極的に行なっているので今後もさらなる成長が期待されます。

イーデザイン損保はどのぐらい保険金を支払っているのか?

次にイーデザイン損保が事故などで契約者や事故の相手に支払う保険金(損害率)を見ていきましょう。損害率も会社を比較するうえで大切です。

損害率は契約者からの保険料(売上高)からどのぐらいのお金を保険で支払うかを示す数字です。売り上げがいくらあっても支払いが多過ぎると会社は赤字になります。

赤字の会社は長続きしません。倒産や買収される可能性があります。反対に損害率が低すぎるのも良くないのです。

なぜなら支払う保険金が少ない、つまり出ししぶりしている可能性があるからです。例えば他社と同じ事故件数で事故の内容も一緒なのに損害率が低い場合、出す保険金が少ないことになります。

もらう方にしてみれば同じ事故であれば保険金を多くもらえる方が良いです。そういう意味でも損害率は高すぎも低すぎも良くないのです。それを踏まえてイーデザイン損保の損害率を見ていきましょう。

自動車保険 正味損害率 =(正味支払保険金+損害調査費)÷(正味収入保険料)

会社名 正味損害率
イーデザイン損保 61.8%
ソニー損保 55.9%
アクサダイレクト 62.1%
三井ダイレクト損保 75.6%
セゾン自動車火災 67.6%
SBI損保 82.9%
チューリッヒ保険会社 120.8%
そんぽ24 62.4%
セコム損保 48.1%
損保ジャパン日本興亜 60.1%
東京海上日動火災 60.7%
あいおいニッセイ同和損保 58.2%
三井住友海上火災 61.6%

イーデザイン損保の損害率は他社と比べて平均的な数値です。これは事故が起きた時に適切な保険金を支払っているという状態と言えます。

以上の数値から売上においても損害率においてもイーデザイン損保はバランスの良い会社と言えます。

保険の特徴

イーデザイン損保の特長を見ていきましょう。イーデザインはの特長はやはり東京海上日動火災グループだけあって代理店型と呼ばれる東京海上日動火災と同じような補償内容を付けることが出来ます。

おすすめする補償としては以下の2つがあげられます。

1.車両新価特約

この補償は簡単に言うと新車を購入後数年間で事故が起きた場合に新車購入価格の半分以上の損害に達すると新車相当額を支払うサービスです。

例えば200万円の新車を購入してこの特約に入ったとします。加入から数か月後に事故にあい110万円の修理代と認定されました。

通常の自動車保険ではこの110万円で修理をします。廃車にして新しい車に買い替えるとしても110万円を契約者に支払います。

しかし、車両新価特約に入っていれば110万円ではなく新車価格の200万円を契約者に支払います。この補償は長く車を乗るために新車を買った人を救済するものです。

新車を購入された方が購入してすぐ事故で大きな損害にあった場合、その後何年も乗ることに不安が残ります。その不安を解消するために新車を再度買ってもらえるお金を支払う特約になります。

新価特約に入るだけで110万円の補償が200万円まで上がるのは大きいです。私も自動車保険を販売するときは新車の方には必ず新価特約をおすすめします。

この新価特約が付けられる通販型の会社は

・イーデザイン損保

・セゾン自動車火災(おとなの自動車保険)

・ソニー損保

この3つの会社のみになります。それ以外の会社は車両新価特約はありません。新車購入されて車両保険にも入るのであれば検討してください。

2.無過失事故補償特約

この補償はあなたに過失が無い事故でも自分の保険を使うような状況になった場合に補償されるものです。

例えば、あなたが追突事故の被害にあったとします。通常であればぶつけてきた相手があなたの車の損害を補償します。しかし相手が無保険で修理代を払えないと言われてしまいました。

そんな時にこの無過失事故補償特約に入っていれば自分の車両保険を使って修理する事が出来ます。無過失事故補償が無くても車両保険に入っていれば修理することはできます。

しかし、この特約に入ってない場合は自分の保険の等級が3等級下がってしまいます。等級についてよくわからない時はこのページを見てください。

全く過失のない事故で等級が下がり、保険料が3年間高くなるのはとても損をした気持ちになります。そんな時にこの無過失事故補償に入っていれば等級が下がることなく車両保険を使うことができます。

この補償を受ける事が出来るのは通販型では

・イーデザイン損保

・セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)

・セコム損保

この会社に限られます。車両保険も入る予定であればこの無過失補償特約はおすすめします。

ただし一点気を付けることがあります。それは無過失事故保障特約と車両新価特約の両方を使う事は出来ません。

たとえば、200万円の新車を買って1ヶ月の車が追突被害事故にあったとします。相手の保険会社からは120万円の損害と条件を出されました。120万円もの修理をしてまで乗り続けたくないので新価特約を使って200万円もらいたいとなりました。

この時、無過失事故補償特約に入っていれば等級が下がらないと思うかもしれません。しかし、新価特約を使う場合には無過失事故保障特約は使うことが出来ません。3等級下がってしまいます。

3等級下げて新価特約を使うか、無過失事故保障特約を使って120万円の修理をするかのどちらかを選択することになります。

このように車両新価特約と車両無過失事故保障特約は二つ同時に使えないので注意してください。

車両新価特約と無過失事故補償特約は代理店型自動車保険においては多くの人が入っているものです。代理店型の保険会社で補償がないということはありません。

しかし、通販型においては補償自体がない会社もあります。どちらも興味があると思いますがその分保険料が高くなるかもしれません。

一括見積もりなどで他社と保険料を比較して上記の補償がある会社と無い会社の保険料に大きな差が無ければ加入を検討してみてください。

イーデザイン損保の保険料はどのぐらい安い?

つづいてはイーデザイン損保の保険料がどのぐらい安いのか見ていきましょう。車の種類によって保険料が大きく異なるかもしれないので、いくつかの車種でどのぐらい異なるのか見ていきます。

保険料を計算するうえでの条件は以下になります。

【保険料を出すための基礎条件】

年齢:26歳

年間走行距離:5000~10000Km

使用目的:日常・レジャー使用

車種:各車種をそれぞれ後述します。

年齢条件26歳以上

運転者限定:家族限定

等級:18等級

【補償内容】

対人賠償・対物賠償:無制限(対物超過あり)

人身傷害5000万円(搭乗中のみ)

車両保険:一般条件(自損事故の修理代まで補償するプラン)

免責:年1回目0円・2回目以降10万円

※免責とは保険を使うとき、自己負担する金額になります。

ロードサービス付き(ロードサービスでレッカー牽引使用後、レンタカー代まで補償)

その他特約:弁護士費用あり

この内容でイーデザイン損保とSBI損保、ソニー損保、代理店型の東京海上日動の保険料を比較してみましょう。

トヨタ ヴィッツ 自動車保険 比較

会社名 イーデザイン損保 SBI損保 ソニー損保 東京海上日動
年間保険料 53,160円 53,690円 58,030円 90,220円

ヴィッツの保険料を比較したところSBI損保よりも安い結果になりました。東京海上グループなので保険料は少し高めかと思いましたが、意外にも安い結果になりました。

次はプリウスで他社と比較してどのぐらい差が出るのか見ていきましょう。

トヨタ プリウス 自動車保険比較

会社名 イーデザイン損保 SBI損保 ソニー損保 東京海上日動
保険料 65,660円 66,550円 78,690円 101,110円

ヴィッツと同様、プリウスもSBI損保より保険料が安い結果になりました。

続いて車両価格の高い車ではどうなのか。ヴェルファイアで検証してみましょう。

ヴェルファイア 自動車保険 比較

会社名 イーデザイン損保 SBI損保 ソニー損保 東京海上日動
保険料 69,850円 67,390円 90,380円 103,380円

車の価格が高いと言われるヴェルファイアで比較してみました。保険料はSBI損保よりも少し高い結果となりました。イーデザイン損保は車両価格の高い車に対しては少し高めの保険料を設定しているのかもしれません。

今度は輸入車のアウディで保険料を比較してみましょう。

アウディ A4 自動車保険 比較

会社名 イーデザイン損保 SBI損保 ソニー損保 東京海上日動
保険料 車両保険は対象外 94,520円 109,430円 144,410円

アウディA4 で調べたところ、イーデザイン損保は車両保険が対象外となりました。修理代が高い可能性のある車両についてはリスクを考え厳しい条件なのかもしれません。

以上のようにヴィッツやプリウスなどの車両は安いと言われるSBI損保よりも保険料が安い結果になりました。

反対にヴェルファイアは保険料が少し高く、アウディに関しては車両保険が付けられないという結果になりました。車両価格が高い車の場合は他社を検討する方が良いかもしれません。

これはあくまでも今回設定した条件で出てきた保険料です。あなたの希望する条件で一番安い保険料を見つけたいのであれば一括見積もりサイトで調べてみてください。

割引内容

イーデザイン損保に加入する上でおすすめの割引内容を見ていきます。イーデザイン損保は特徴的な割引が2つあります。

・無事故割引

・継続割引

通販型の自動車保険のほとんどは新たに契約をする人に対して優遇する割引が多いです。それに比べてイーデザイン損保は継続するとどんどん割引が増える仕組みになっています。

イーデザイン損保HPより抜粋

このように事故をせず継続してイーデザイン損保に加入すると割引率が高くなる仕組みです。他の通販型自動車保険の会社の中には新規だけ安くして継続する人には割引が低くなるところもあります。

新規で入る人を優遇する形です。イーデザイン損保は逆に継続する人を大切にする形を取っています。
長く加入してほしいという意思が感じます。

毎年一括見積もりで最安の保険会社を決めるのも良い方法ですが、毎年保険会社を比較するのは面倒に感じるのであればイーデザイン損保で長く入るのも良い方法です。

イーデザイン損保の事故対応は大丈夫?

東京海上グループだからイーデザイン損保の事故対応は安心と思うかもしれませんが実際には詳しく見ていかないとわからない点はあります。

同じ東京海上グループだから東京海上の事故担当者が見てくれるかと言うとそういうわけではありません。
もし一緒のサービスなら東京海上で契約している高い保険料を払っている人と不公平になってしまうからです。
イーデザイン損保がどのような事故対応をしているのか見ていきましょう。

事故対応サービスを比較

まずは事故対応のサービス内容を見ていきます。事故が起きた場合、あなたの専任担当者が付いて相手と交渉をするサービスをとっていますが、これは多くの通販型自動車保険会社が導入しています。

また、担当者も人間ですから性格によって契約者と合う合わないなどもあります。当サイトではそういう主観的な担当者の比較はしません。実際に事故が起きた時にどのようなサービスを受けられるかという客観的にわかるサービス内容を比較していきます。

各社の事故サービス内容は以下になります。

通販型保険会社の事故対応一覧

保険会社 イーデザイン損保 ソニー

損保

アクサダイレクト 三井ダイレクト セゾン自動車火災 SBI損保 イーデザイン損保 チューリッヒ保険会社 セコム損保
専任担当者 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 △
事故現場急行サービス(警備会社) 〇 〇 × × 〇 × 〇 × 〇
被害事故相談 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇
担当者等による訪問 契約者・事故相手共に入院・死亡の時 契約者が入院・死亡の時 契約者・事故相手共に入院・死亡の時 契約者・事故相手共に入院・死亡の時 状況に応じて実施 契約者が入院・死亡の時 契約者・事故相手共に入院・死亡の時 事故相手が入院・死亡の時 必要に応じて訪問
弁護士提携数 280人 200ヶ所 全国58事務所 全国約160事務所 非公表 非公表 280人 全国100ヶ所以上 不明
提携修理工場者数 1100ヶ所(保証サービスが充実) 420ヶ所(但し保証サービスが充実) 1050ヶ所(保証サービスが充実) 2,100ヶ所(保証サービスが充実) 630ヶ所(保証サービスが充実) 1000ヶ所 1100ヶ所(保証サービスが充実) 1400ヶ所以上 680ヶ所
事故後の進捗確認 電話・メール・マイページにて確認 電話・面談・マイページ 電話・マイページにて確認 安心メッセージボード(WEB) 電話・メール・マイページにて確認 電話・マイページにて確認 電話・メール・マイページにて確認 電話・メール・マイページにて確認 電話・必要に応じて面談
その他サービス ・即日初期対応

・臨床心理士カウンセリング

・スマホアプリサービス「トラブルナビ」

・土日事故での即時対応(相手方への連絡・初期対応フィードバック)

ガラス交換・修理業者紹介サービス(飛び石などのガラスのみの破損の場合) ・休日事故のお客様急行サービス(相手・契約者問わず入院事故について)

・「安心メッセージボード」を使うことで、専任スタッフに質問や相談が可能。

・つながるボタン つながるアプリ連動によりALSOK現場急行、事故現場情報、事故センターなど全てが対応できる ガラス交換・修理業者紹介サービス(飛び石などのガラスのみの破損の場合) ・即日初期対応

・臨床心理士カウンセリング

ガラス交換・修理業者紹介サービス(飛び石などのガラスのみの破損の場合)

※見えない部分は横にスライドしてください。

イーデザイン損保の事故対応の良い点は警備会社が事故現場へ駆けつけてくれるところです。事故現場では相手との対応や警察を呼ぶかどうかの判断など分からないことが多く不安になります。そんな時に警備会社が駆けつけてくれるとその場で何を行えば良いかをアドバイスしてくれます。

事故で不安な気持ちの所で現場まで来てくれるのは非常に安心感があります。遠くに出かけることが多い場合や事故現場での対応に不安がある場合は現場急行サービスはおすすめです。

事故センター数はどのぐらい?

実際に事故を起こした後保険会社と直接やり取りできるのは重要な点です。大きな事故の時や相手型と交渉の折り合いがつかない時に実際に保険会社の担当者と直接会って事故の相談や質問、要望が言えることができればとても安心できるからです。

イーデザイン損保の事故センターがどのぐらいの数があるのか調べて見ました。イーデザイン損保の会社概要を調べたところ事故のサービスセンターは4つです。東京に3つあり、大阪に1つあります。このサービスセンターで示談交渉などを行なっています。

「え?4つの事故サポートセンターで全国の対応なんてできるの?」と思いませんか。そこは東京海上グループの強みがあります。下の図を見てください。

イーデザイン損保HPより抜粋

ここで注目してほしいのは「損害調査員」です。損害調査についてはグループ会社の東京海上日動調査サービスに依頼をしています。この会社の業務は主に事故の過失調査や壊れた車の損害額の調査などです。

事故の対応というのはどの保険会社も主に二つに分かれます。「示談交渉」と「損害調査」の二つです。「示談交渉」というのはイーデザイン損保の契約者と相手がいる事故の場合は相手の窓口になり対応する人です。「損害調査」はお互いの車の損害額がいくらになるのか金額を出す人です。

東京海上日動調査サービスはこの「損害調査」と過失割合などの調査も行います。この作業は直接壊れた車や事故現場などを見なければなりません。

そのため全国に17ヶ所の拠点があり、それに加えて東京海上日動の事故サービスセンター(全国約200ヶ所)にも社員がいます。社員数は1500名を超えています。

イーデザイン損保の社員数は264名です。この多くの社員が示談交渉を行い、損害調査は1500名を超える東京海上日動調査サービスが行うのです。

結果的に契約者は東京海上グループの全国にある事故サービスセンターの対応を十分に受けられます。

保険料は通販型の安い保険料にもかかわらず事故の対応は代理店型の東京海上日動に負けないサービスを受けられるのです。これは他の通販型自動車保険にない大きな強みになります。

ロードサービス

つづいてイーデザイン損保のロードサービスの内容を比較してみましょう。ロードサービスは事故以外にも故障で車が動かなくなった時も役立ちます。各社のロードサービスの内容が異なります。イーデザイン損保が他社と比較してどのサービスが強く、どのサービスが弱いのか見ていきましょう。

通販型保険会社のロードサービス内容一覧

保険会社 イーデザイン損保 ソニー

損保

アクサダイレクト 三井ダイレクト セゾン自動車火災 SBI損保 チューリッヒ保険会社 セコム損保
全社共通対応サービス 〇バッテリー上がり  〇スペアタイヤ交換作業 〇キーとじ込み

〇エンジンオイル冷却水補充作業 〇落輪引き上げ

レッカー走行距離 60km 50km 35km 50km 搬送費用15万円を限度(最大300km) 50km 100km 100km
ガス欠燃料補給 〇 △

※1年目はガソリン代実費。2年目からは10リットルまで無料

△

※契約2年目からサービス可能

△

※1年目はガソリン代実費。2年目からは10リットルまで無料

〇 〇 〇 〇
雪道のスタック引き出し 〇 × 〇 △

※スタッドレスまたはチェーンタイア未装着の場合対象外

× 〇 〇 ×
宿泊費用 無し 限度無(一泊まで) 最寄りのビジネスホテルまで負担 無し 一人一泊1万円 一人一泊15,000円 最寄りのビジネスホテルまで負担 無し(オプションで追加)
交通費用 無し(提携工場搬送時無料代車) 限度無 限度無 無し(二年目からレンタカー12時間無料) 一人20,000円 一人20,000円ただし、レンタカーの場合は30,000円 限度無 無し(オプションで追加)
車両搬送限度額(修理後搬送サービス含む) 不明 限度無 限度無 不明 15万円 10万円 限度無 無し(初回レッカー後は自己負担)
その他サービス ・提携修理工場による無料引き取り、無料納車サービス

・メディカルサポート

・スマホアプリサービス「トラブルナビ」

・チャイルドシートレンタル割引

〇ペットホテル費用負担 ・つながるボタン

・つながるアプリ

〇ペットホテル費用負担     〇旅行、宿泊キャンセル料負担(5万円限度)

※見えない部分は横にスライドしてください。

イーデザイン損保のロードサービスの内容はほとんどのサービス内容をカバーしているので安心感があります。

ただし、遠くへ旅行に出かける場合には注意が必要です。レッカー牽引距離は60キロまで引っ張ってくれます。少し遠くに出かけても自宅近くまで来れます。60キロ以内なら安心して利用できます。

しかし、距離が100キロ以上離れたところに車で出かける時には注意が必要です。もし100キロ離れたところで事故や故障で車が動かなくなりイーデザイン損保のロードサービスを呼んだとします。60キロを限度なので自宅の近くの修理工場までは運べないのです。

イーデザイン損保のホームページには最寄りの提携修理工場まで運ぶ場合レッカー距離は無制限と書いてあります。この内容について質問したところ、あくまでも事故や故障で動かなくなった現場の最寄りの工場という回答でした。

つまり自宅近くの修理工場に運べる訳ではないのです。これは大きなデメリットです。

車両保険に加入している人は提携修理工場に運んだ場合、自宅まで無料で車を運んでくれるサービスはあります。事故時代車サービスというオプションもありますが、これも車両保険加入者が対象になります。

いずれにしても車両保険に加入しない人は遠出のレッカー移動には気を付けなければなりません。もし旅行で遠くに出かけることが多い人はイーデザイン損保ではなく、ソニー損保やチューリッヒの方が良いかもしれません。ソニー損保やチューリッヒは自己や故障現場から宿泊費用や交通費も無料で保障されます。

満足度の評価

イーデザイン損保は調査会社より高い評価を得ています。

~イーデザイン損保HPより抜粋~

評価会社の満足度調査などについては本当に確かなのか疑問を持つこともあります。しかし、自動車保険業界にいる私から見てもイーデザイン損保は非常に優秀だと感じます。補償のバランス、事故対応の充実、長期の顧客を大切にする方針などはとても評価できます。

また、以前私が感心した事例として前の保険会社で二事故起こして保険を使用した人を受け入れたことです。その人は別の通販型自動車保険に入っていました。等級は20等級で一番良い等級の人です。

しかし、一年間に二事故起こしたところ更新を拒絶されてしまったのです。20等級の人が2事故起こしても16等級です。

そんな人を拒絶する会社もどうかと感じますが、二事故起こした人は他の通販型の自動車保険会社に入るのは難しいのです。

しかし、そのなかでイーデザイン損保は受け入れをオッケーしてくれました。この時にやはり東京海上グループだけあって事故を起こした人でも柔軟に対応してくれるなと感じました。

まとめ

今回はイーデザイン損保の評価について書いてきました。個人的には高評価の会社です。しかし、保険料の面などでイーデザイン損保よりも安い会社もあります。以下にイーデザイン損保をお勧めする人とお勧めしない人をまとめてみました。

〇おすすめの人

・保険料の安さも大事だが補償内容も大事と考える人

・新車購入して長く乗ることを考えている人

・事故現場に警備会社が来てほしい人

×おすすめしない人

・通販型でも一度入ったら長期間入る予定の人おすすめできない人

・旅行で遠くに(自宅から100キロ以上)車で出かけることが多い人

・つねに保険料の安さを最優先する人

・毎年最安値の保険会社に乗り換える人

・補償は最低限あれば良いと考えている人

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