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自動車保険に当て逃げは必要なのか?

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自動車を所有する上で、運転する際は慎重さを余儀なくされていますが、他のドライバーの過失によって不幸な事故に巻き込まれることがあります。

その中でも駐車場での事故である「当て逃げ」は、最も憂慮すべき事象の1つと言えます。このような悪質な事故が起きてしまうと、加害者を追跡することは困難を極めます。

こうした場合、自動車保険の補償の1つである車両保険が使用できるのでしょうか?また、当て逃げに備えるために車両保険に加入することは必須なのでしょうか?

今回、この点について解説いたします。

もくじ

  • 1 当て逃げに車両保険は使えるか?
    • 1.1 当て逃げが使える車両保険の種類
  • 2 当て逃げに車両保険を使う必要があるか?
    • 2.1 当て逃げで車両保険を使うと3等級ダウン
    • 2.2 当て逃げだけにこだわるのであれば車両保険の必要性は低い
  • 3 実際に当て逃げにあった場合の対処法
    • 3.1 警察を呼ぶ
    • 3.2 周囲に停まっている車に傷が付いてないかを見る
    • 3.3 目撃者を探す
    • 3.4 周囲に防犯カメラが設置されていないか確認
    • 3.5 自分のドライブレコーダーを見てみる
  • 4 まとめ

当て逃げに車両保険は使えるか?

結論から申しますと当て逃げに車両保険は使えます。ただし気を付けて欲しいのは車両保険には2種類のプランがあります。そして当て逃げについてはその2つのプランで補償される場合と補償されない場合があります。さらに保険会社によってはどちらも補償される場合もあります。

当て逃げが使える車両保険の種類

確実に当て逃げまで補償する車両保険のプランは「一般条件(フルカバープラン)」になります。車両保険について詳しく説明した記事がありますのでより車両保険について知りたい場合はこちらもご参考にしてください。

フルカバータイプの車両保険は当て逃げまで補償されます。もう一つのタイプとして「車対車限定(エコノミープラン)」があります。エコノミープランはフルカバーと比べて自損事故や歩行者自転車との接触事故と転落事故、などの自車の修理費用を対象外にしたプランになります。

以前のエコノミープランは当て逃げが補償されませんでしたが、大手の損害保険会社はエコノミープランでも当て逃げを補償するようになりました。しかし、通販型含めて多くの保険会社ではエコノミープランでは当て逃げの補償は対象外になっています。

当て逃げに車両保険を使う必要があるか?

「大手の保険会社のエコノミータイプの車両保険に入れば当て逃げも補償されるので安心!」と思うかもしれませんが、大手の保険会社はいわゆる代理店型と呼ばれる自動車保険のため支払う保険料が高いです。少しでも保険料を安くしたいと考えると通販型の自動車保険の方が良いですが、そうするとフルカバーにするかエコノミーにするか迷うところです。

そもそも当て逃げで車両保険を使う人が多いのか、気になる点ではあります。

私は日々保険代理店の担当として事故の対応を行なっておりますが、私の経験上では当て逃げで車両保険を使うケースはかなり少ないです。

それではなぜ当て逃げで車両保険を使うケースが少ないのか解説をします。

当て逃げで車両保険を使うと3等級ダウン

まず、当て逃げで車両保険を使うとあなたの自動車保険の等級が3等級下がってしまいます。等級について解らない場合はこちらの記事を参考にしてください。

3等級下がると原則3年間高い保険料を支払うことになります。どのぐらい高くなるかは車種や現在の等級、年齢などによって異なりますが、少なくても3年合計で10万円前後は高くなります。10万円以上高くなっても当て逃げで大きな被害に遭う可能性もあるのでは?と思うかもしれませんが、多くの当て逃げ事故を見る中でその可能性は極めて低いです。

当て逃げだけにこだわるのであれば車両保険の必要性は低い

そもそも当て逃げをする人の心理を考えてみると解ると思います。当て逃げをする動機の多くは「ちょっとぶつかっただけでトラブルになるのも面倒だから逃げちゃおう」というケースです。大きくぶつけてしまったら人の心理として罪の意識があるので素直にぶつけたことを警察などに報告します。

もしくは逃げたいと思ってもぶつけた音が大きければ周囲の人に見られているかもしれない。自分の車の被害もそれなりにあるから傷跡や破片などでいつかバレるかもしれない。そう思うと素直にぶつけたことを報告する気持ちの方が強くなります。

中には大きくぶつかっても逃げる人もいます。しかし、その可能性は極めて低いです。私もこの仕事を10年以上行なっておりますが、当て逃げで大きな被害に遭った人は今までで2件程度です。当て逃げの報告は毎年10件近く受け付けているので経験上の可能性で言うと2%程度となります。

もちろん可能性が0ではないのであなたに当て逃げで大きな被害にあう場合もあります。しかし、それを気にして毎年高い自動車保険に入る方が無駄になる可能性は高いです。

実際に当て逃げにあった場合の対処法

以上のように当て逃げは車両保険を使う可能性の低い事故ではありますが、保険を使わない、自分の車の修理を自己負担で支払わなければなりません。完全に悪いのはぶつけた相手なのに自分が損をすると言うのは納得がいくものではありません。自動車保険で相手が100%悪い事故の場合、多くのケースで等級に影響がない、もしくはあっても1等級ダウン事故になります。

しかし、当て逃げはなぜか3等級ダウンになってしまいます。私個人としても相手が100%悪い事故なのでせめて1等級ダウンにしてあげてほしいと思いますが、おそらく当て逃げを1等級ダウン事故にしてしまうと保険会社の損害がかなり大きいと言う理由があるのだと思います。

保険を使うケースが少ないと言いましたがそれでも年間それなりの当て逃げ事故があります。また、当て逃げを悪用して保険のお金欲しさに誰かにぶつけてもらい保険を請求すると言う事例も発生します。そのような事情で3等級ダウン事故としていると推測されます。

しかし、完全に被害者が泣き寝入りするのも納得がいきません。そこで私が過去に当て逃げの犯人を見つけた事例をいくつか紹介します。この対応をすることで可能性は低いかもしれませんが何もしないよりも可能性は高まります。

警察を呼ぶ

まずは第一に警察を呼んでください。そこから始まります。警察を呼んで被害事故の報告をすることで相手がぶつけたことを連絡した時にすぐ対応できる状態が作れます。また、目撃者が出てきた時にも事故報告が上がっていることで警察が相手を特定し見つけてくれる可能性もあります。

周囲に停まっている車に傷が付いてないかを見る

スーパーなどで当て逃げにあった場合、ぶつけた人も同じスーパーで買い物をしているかもしれません。自分の傷と同じ高さに新しい傷のついた車がないか探してください。見つけた場合は相手が来るのを待って当て逃げにあった事情を話し、傷が付いている理由を聞いてみてください。

トラブルになりたくなければ先に呼んでいた警察と同行してもらい、疑いのある車両の人と一緒に話し合ってください。

目撃者を探す

近くに車を停めている人や近くに住んでいる人に当て逃げの事情を話し、ぶつけた人がいなかったか確認してください。ナンバーまで解らなくても車種やその地域の人など、多少の情報でも掴めれば見つかる可能性も広がります。

周囲に防犯カメラが設置されていないか確認

スーパーやコンビニエンスストアなどでは駐車場に防犯カメラを設置しているところもあります。警察が来てからでも良いので事情を話して防犯カメラに写っていないか確認をお願いしてください。

自分のドライブレコーダーを見てみる

駐車中に衝撃があると録画するドライブレコーダーもあります。一度録画されたデータを確認してください。

まとめ

今回は当て逃げの被害にあうことを想定して車両保険に入る必要があるのか解説しました。

・当て逃げは車両保険で補償される

・車両保険のうち、フルカバーは当て逃げの補償対象となるが、エコノミーは保険会社により異なる

・当て逃げで車両保険を使う場合は3等級ダウン事故

・当て逃げの被害は少額であることが多く、保険使用に伴う保険料の値上げよりも少ない損害になる場合が多い

・当て逃げの被害にあった時にはまず警察へ連絡。その後加害者を見つけるための行動に移る

以上が今回のまとめになります。

当て逃げの被害者になった場合、契約者も私もやり場のない怒りを感じます。大切にしている自動車を傷つけられたのに加害者が見つからずしぶしぶ自分で修理費用を出す契約者。保険で修理代を補償してあげたいけれども3等級ダウン事故のため保険料の値上げが高く力になれない私。

どちらも悲しい気持ちになります。そしてぶつけた人も多少なりとも罪の意識を持ったまましばらく日常を過ごします。近所の人の車の場合はその人と会うことを恐れて暮らすこともあります。

ご覧になっているあなたには被害にあってほしくないと願うのと同時に少しでも人の車にぶつけてしまった時には逃げずに被害者の方へ連絡をしてください。しっかりと連絡をしてお詫びをすれば大きく揉めることはございません。

当て逃げが減少することを願うのみです。

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